甘いものが食べたいと思った。普通に買って食べてもいいけどもなんか悔しいので作る事にした。自分でおやつも作るという流行が再到来していている。
小麦粉を練って焼く、簡単なスコーンのようなモノをつくっていた。何かつけるものが欲しい考えて「よし、カスタードクリームつくろう」という事を思いつく。
作り方を探して、材料を調達する。
・牛乳(400ml)
・卵(3個)→卵黄のみ使用
・薄力粉(40g)→無いから小麦粉で代用
・砂糖(70g)
・バニラエッセンス(少々)→無いので使わなかった
たったこれだけだった。砂糖と卵黄を混ぜていき、薄力粉を入れて混ぜる。沸騰しかけた牛乳を混ぜていく。全部入れ終えたら、鍋に戻して混ぜながら煮詰めていく。煮詰めていって、モッタリしてきたら冷まして完成というものである。
かなり簡単に思える工程だった。少し考えた。本当に簡単なのか。
はかりで分量を量る、卵を卵白と黄身に分ける、ゆっくりと混ぜる。焦げないようにかき混ぜるという工程がある。
モノを作るには個々の作業が出来る必要がある、それを組み合わせて調理というモノに組み上げるというのは本当は大変なことかもしれないと感じた。
簡単なことの積み重ねは大切である。
しかし、最大の失敗としては、バニラエッセンスを入れなかったことである。
完成したクリームの味は甘くて美味しいのけども、匂いが問題である。
牛乳特有のあの匂いがするのである。学校で体験するあの強烈な匂いではないがそんなかんじである。
なるほど、香付けというのはそのために必要なんだと学んだ。
そして、学校のときにもバニラエッセンスをかければよかったのかもしれないと懐かししくなった。