介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『僕たちはスマホという技術の檻に囲まれているのかもしれない』

 今の僕の考えです。少し前まではAIやスマホには可能性があると思っていましたが、とらえ方が変わってきたのかもしれません。

 

 スマートフォンの出現によって人の生活は大きく変わったようにおもいます。もちろん過去の発明で生活が一変したモノも多く存在しているとはおもいます。

 

 何かがきっかけで、生活を一変させるという事は別の考え方をすると、ある檻の中に囲われてしまいどんどんと可能性を狭めてしまうのではないかとふと考えました。

 

 広い檻に囲まれた中での発展であればどうしても内向きになっていきます。檻の中がどんどんと狭くなっていってしまいます。可能性が広がると錯覚しがちですが、可能性の輪はどんどんと狭くなります。

 

 はたして、終着点には何が待っているのかです。僕にはわかりません。スマホという檻から一歩抜け出すことで別の考え方が生まれるようにも思えます。

 

 懐古主義な考え方なのかもしれません。ただ、何となく世の中が今のままで良くなるのかと思うと少し疑問を感じました。

 

 なぜこんな事を思ったのか。僕の仕事は介護です。介護の仕事は対人の仕事です、介護の記録もデータで入力します、データはAIにも活用されます。でも人の気持ちや行動をAIが対処できるほど単純なものなのか、ということです。データを記載することでその人の事をより知るきっかけにはなりますが、人のことをAIに決めてもらうというのは、ちょっと違うかもしれないと感じたのがきっかけです。