介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『介護の仕事をやる理由 その人の物語を対価にもらう』

 僕が介護をやる理由は何かをかんがえた。

 

 誰かの役に立ちたいの?

 喜んでもらえるから?

 楽しいから?お年寄りが好きだから?

 

 どれも当てはまらない。むしろ全部違うし、全部あまり好きではないと思う。

何というかお涙ちょうだいのエピソードも苦手なのである。

 

 色々とがんが得ているけど結局答えは見つからない、

考えたおかげで、介護の仕事をしている事が少し後ろめたく感じてくる。

 

 一応は文章は書き上げないといけないので、無理やりにでも何かをひねり出そうと思う。

 

 介護の仕事を通じて色々な人が動いている、関わっているという事が楽しいのかもしれない。どんな仕事でもいろいろな人と関わる事は同じだろうけども、他の仕事とはちょっと違う特殊な仕事。

 

 あとは、お年寄りの持っている昔の記憶やその人しか知りえない、何かの物語を少しでも聞かせてもらえればそれでいい。

 

 介護の対価で物語をもらう。

 

 

神社の境内にある気をしたから見上げた。真上を向て見上げることは、

何となく生活していると少なくなってしまう。子供の頃は見上げることが仕事だった。