介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『欧米と日本の福祉の違いについてかんがえたが、注目されたい願望があるとわかっただけだった』

高福祉には高い税金がかかるのは当たり前のことでしょう。税金の使い道についてだったり高度な政治的な話には全く疎いし、政治経済の科目なんでさっぱり理解が出来ずに過ごしてきた高校時代であった。いつも思うがあの時にもう少し関心を持っておけばよかったと、後悔と失敗の念を強くするのである。数十年を時を経て「ああ、必要なことなんだな」と思い返せただけでもいいかとおもう。政治経済の薄っぺらい知識だけでも教えてくれたことには感謝をしたい。政治経済について高度な話を期待してもしこれを見ていたら、この時点でページを閉じてもらった方が時間を無駄せずにすみます。余った時間を他の有意義な時間にあててもらいたい。さて、介護の仕事をそれなりに真剣にやってきたので介護にどれくらいのお金がかかって、時間もかかるのかという事が体験として身になってくる。もっとも、具体的な金額を算定していないので真の実感とは程遠いだろうが、身近な存在に感じるようになる。介護保険からいくらで本人が負担をして、年金からまかなえるのか、家族が一部負担しているのかを感じることになる。3割負担の人がいれば「結構資産をお持ちなんですね」という事になる。ただ、それにしても負担の割合があまりにも違い過ぎて格差があるのだと思うこともある。多く負担している人としていない人でもあまり大差のないサービスの提供となってしまうのである。受ける側としては理不尽なことと感じるとは思う。まあ、それなりに収入があり心に余裕があれば「そんなもんだよ、払うのがあたりまえだよ」と快く快諾してくれるのではないかと期待している。欧米では税金が高い代わりに高福祉であるという知識があるので比較をしてしまう。ただ、本当にどれくらい手厚いのかというのに関してはインターネットでの情報に頼るしかないので、どこまでが事実で嘘なのかを見抜くのは難しい。内容を見るだけでは格差が無いようにおもえる。税金を多めに払っているんだから手厚い福祉を受けれるのは全うである。ただ、それだけの高い税金を本当に欧米の国民が負担しきれているのかというのには疑問が湧いてくるが、そこはおいておいて考えるようにしている。日本においては何のために税金を払うのかが明確ではないし、何に使われているのかをあまり考えずに生活が出来ている。単純に「道路ばっかりほりおこして、税金の無駄遣い」と言われるのが落ちである。そこらへんは、市区町村や都道府県も公表はしているので少しは参考にしてもいいはずだ、ただ自分自身で情報は得ようとしないと待っているだけではだめなのである。必要な情報は自分から入手していった方がいい。日本の福祉への考え方、欧米の福祉への考えかたも国の成り立ちから見ていかないとわからないし、今後どうしていくべきか、僕はどのように考えて行動していく方がいいのかを考えるきっかけくらいにはなったように思う。具体的に数字的な話が出来れば、単純に知的に見えるしチヤホヤされるので良いことだらけだろうと、下心まるだしで知識の収集を進めていこうとおもっている。ああ、僕は注目されたいと心に思っているんだとおもったかぎりである。