介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『未来少年コナン モンスリーがいることでインダストリアの秩序がたもたれている?』

 ジブリ作品というか宮崎駿監督の作品という事で20年ぶりにみています。大学のころだったか高校の頃だったのかわすれましたね。その頃はVHSテープでしたね。

 

 未来少年コナンに登場するモンスリーです。彼女の存在はアニメーションとしての存在感があります。彼女の色々な苦悩や抱えているモノがあることで、発言や行動がうまれてきます。戦争、大災害を経験して成長をして大人になったというのも重要な背景かもしれません。

 

 コナンと出会う事でもその行動の意味が変化していくのでしょう。モンスリーがハイハーバーを占領し自然と触れ合う事で昔の事を思い出すシーンが描かれます。心の中ではインダストリアのような人工的な環境にはなじめないのでしょう。自然の中に帰りたいという思いは心の中にしまっている、それが行動の源にもなっているのかもしれません。

 

 モンスリーがインダストリアの幹部として存在している事で、非人道的なこともできる恐ろしい存在として秩序を保っています。おそらくはモンスリー以外が幹部だったらインダストリアはもっとひどく荒れた場所になっていたようにも感じます。

人道的なことから外れた事もやむなしで行っているのでしょう。秩序のための犠牲。気高い人物を演じているという感じでしょう。ハイハーバーのベンチに座って気を抜くというシーンでもそれがうかがえます。

 

 組織や社会において人の存在というのを考えさせられました。純粋にアニメーションを楽しみたいのですが、どうしても何か見つけたくなるのでどうしようもないですね。それにしても、コナンを観ているとその後の宮崎駿監督の映画に出てくるようなシーンがふんだんにまぎれていますね。コナンの足の指の動きはポニョじゃんと思ったり。そういう意味で色々な作品との繋がりを楽しんでますね。

 

 最近は宮崎駿監督も含め周りにどういう人達がいたのかというのも気になるようなっています。こうやってはまっていくんだよなと分ってきた気がします。「だれだれ監督の」「○○さんの作品の」と語っていた会社の人の事をおもいだしました。こうやって人の事を知っていくのかもしれません。

 

 もし目にとまって読んでくださっている方には申し訳ありませんが。まとまりもなく、書いているのでご了承ください。今の僕の感じた事です、後になって感じ方やとらえ方も変わると思います。