介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『転職します』

介護の仕事を続けて、約8年です。

いわゆる特養に勤めていました。右も左も分からない、いわゆる異業種からの転職でした。

初任者研修はうけていたので、何となくの感覚だけはありましたが、いざ実践編となると勝手は違ったね。

 

やることは多岐に渡り、利用者さんの身体介護、生活支援、話を聞き、他の職員の機嫌、状況を見ながらうごいたり。委員会の仕事に、家族の対応。

事故やヒヤリがあればそれの処理。記録なんていつやるんだいって感じ。

そもそも、私の仕事が遅いってのもありますよ。

まあ、ちっちゃとちゃきちゃきとやってしまえば良いんでしょうが…自分のタメにならんなと思い、丁寧にはやろうって思ったよね。

周りをみると、早いけど…ねぇ。なんだかなぁって、仕事を始めた頃に思ったので、それはあまりやらないようにしようと決めてはいたなぁ。

看護師との調整に、ケアマネとの連携。

「これは、しびれる」って感じの毎日ですよ。

 

特養に入れれば後はおまかせって感じなのて、家族のてもはなれて、家族も自分の生活ができるからね。

その分、お金はかかるけど。

 

今後の世の中の動き、高齢者の増加、人材不足です。人材の少ないなかでやりくりはしているけど、限界はある。特養に入れるにしても、人員と既に入っている方にかかる時間、新しく入る人にかかる時間等などを見越して、入所を決めてもらえればいいけど。

入ったら『現場がなんとかしてくれるだろう』ってね。現場はなんとかしますが…

 

そんな感じなので、いかに特養に流れず、自宅で過ごせる期間を長くするかと考えると、ここで働いていても来るものをこなすだけの働き方になってしまう。

「こき使われるだけだ…なんとかしないと」「仕事場の人間がつぶれてしまう」って思ったので。自分なりの解決法を求めて、訪問介護と言う道を選択した。

辞めるにいたる経緯はもっと複雑だし、人間関係の良くない面もあるけど…最終的に【退職!】の発射ボタンを押すきっかけは誰かの心ない一言だっりしますよ。

我慢はしていたけど、諦めですよね。

 

なので、次は訪問介護をすることになります。

在宅介護の現状、課題、解決策なんてのも見えるだろうと淡い期待をもちつつ、どんな現実が待っているんだろうと複雑な気分ですね。