介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『学校の先生も教育方針について葛藤していたんだろうな』

小学校の頃には『○○をしてはいけない』と教育を受けてきたと思うんだよね。

『戦争はしてはいけない』

『喧嘩をしてはいけない』

『モノを壊してはいけない』

『人を殺してはいけない』

『差別をしてはいけない』

 

 僕の感じ方だったのかもしれないけども、してはいけない事だらけだったのかなと思い返している。確かに子供どうしても『持って来ちゃいけないんだよ』と言われた記憶もある。

 

 今の小学生はもっと厳しいはずだ。キャラ物はダメ、全部名前を書いてないとダメ、学校には決まった時間に登校しないとダメ、親にアジサイをもってかえってもらわないとダメ 等々

 

 僕も小学生の子供2人の親だった時期が数年あるので、なんて窮屈な時代なんだと思ってしまったよね。突然親になったので受け入れがたかったけどね。それを「めんどくさい」と言っているのを聞くのもしんどかった。

 

 子供にしてみれば「自分で出来ることをうばわれた」と思っている事もあるだろうし、親がやるのが当たり前という感覚の子もいるだろうし、何が正解か何でのは誰も決められない。

 何かあったら親の対応もしないといけないし…などなど、子供達と向き合う時間が本当に少ないのかもしれません。

 

 それにしても、学校の先生は学習指導要領をもとにカリキュラムを組まないといけないし、大変だと思う。

 ただ、何となくわかるのは先生も苦しいのかな、決まりなので仕方ない。本当はこういう教育をしたいけど出来ないという葛藤を持っているんじゃないかなと想像すると大変な現場だなあと。

先生達は苦労してたんだと、やっとわかった気がする。

 

 そうだな、小学校の担任の先生はもう1人の親みたいな存在だと、心の中ではおもっていたのかもしれない。それくらい大きな存在だった。

 

小学校の5年6年の担任はたぶん戦前生まれだったのかな。先生が戦前生まれなら60歳になっていないので定年間際。戦争やそれに関する教育に熱心だったのも納得できる。

 僕の担任の先生は卒業式で国歌斉唱、国旗掲揚の時に起立しないと明言した。先生なりの教育への想いや戦争への疑問、葛藤の現れだったのだろうな。